犬の飼い方を調べている方必見!必要な費用・準備・対策のまとめ

はじめて犬を飼う方へ

少女と愛犬

可愛いペットとの癒される生活を夢見る方は多いのではないでしょうか。ペットがいるだけで生活に華があり、嫌なことがあってもペットに癒されて忘れることができます。

当サイトをご覧いただいたということは、これからペットを飼おうと思っている方も多いことでしょう。

ペットにはいろいろな種類がありますが、中でも飼っている方が多いペットといえば「犬」です。

犬は忠実で飼い主に懐きやすく、人が悲しんでいるとそばに寄ってきてくれ、日々疲れた心を癒やしてくれます。

しかし、ただ可愛いからという理由だけではなかなか飼えないのがペットです。
きちんとお世話やしつけができないといけないので、育てるとなると実際には思っていたよりも大変なことも…。

まずはペットとして犬を飼う場合、どういったことが必要になるのかということを考えていきましょう。

犬を飼う理由を明確にする

女性と愛犬

犬を飼うにあたって、重要なことがあります。

それは犬を飼う理由を明確にしておくことです。犬を飼う理由を明確にしておくことができれば、お世話もしつけもきちんとできるようになるでしょう。

そこで、犬を飼いたい!と思ったきっかけ、理由は何なのか、ということを再確認することをお勧めします。

可愛いから、癒されたいから、一人暮らしを始めて飼えるようになったから、などなど理由は様々でしょう。

テレビや雑誌など、流行に流されて犬を飼い始めたけど飼育が難しくて困っている…。そんなことにならないよう、飼う理由をハッキリさせておきましょう。

犬にも寿命があります。最期までしっかりと面倒を見られるように飼いたい理由を明確にしておきましょう。

犬と相性のいいタイプ

活発そうな女性と愛犬

犬を飼うにあたって、犬と相性がいい人の特徴を紹介したいと思います。犬派の人は活発で明るく、人懐こい方が多いようです。

男女比でいうと男性の方が多く、実家暮らしまたは既婚者で、自宅で飼っている方も多いでしょう。誰にでもフレンドリーで人見知りも少なく、相手の話を聞ける忍耐強さを持っています。

尽くすのが好きで、相手に尽くした分だけ愛情を向けられることで幸せを感じることも多いでしょう。その分、ちょっと愛情が重いと思われてしまうかもしれません。

犬にとっての世界は飼い主が中心なので、ちょっと重たいくらいでもちょうどいいかもしれません。

犬と相性がいいタイプというのは、犬のような性格や性質を持っている人だと言えるでしょう。

犬と相性の悪いタイプ

猫と飼い主

活発で愛嬌が良く、人懐こくて誰にでもフレンドリーなのに忠誠心が強いというのが犬のイメージでしょう。

呼べば来る、尻尾を振って家人を出迎える、主人の言いつけを守り、主人への愛情を求め、それ以上に主人への愛情を映し出すのが犬のおおまかな性格です。

一人で行動するのが楽で、気分じゃないことはしたくない、外で遊ぶのは好きじゃない、飽きっぽい性格で長続きしない。

たいていの場合、そういうタイプは猫好きか、犬好きだけどすぐに飽きてしまうタイプに当てはまります。

最初は我慢できても後から面倒になったりするので、愛情を求める犬を飼うのは向いていません。

相性が良かろうと良くなかろうとペットを飼う以上は、最後まで管理し続けるという責任がついてまわります。

そういった責任を負うことができないという方にはペットを飼うこと自体が向いていないと言えます。

犬を飼える環境か確認

ソファでくつろぐ飼い主と愛犬

犬を飼うことになったら、飼いやすい環境かどうかをチェックしましょう。

実家ぐらしや既婚だと、面倒を見てくれる家族がいるのでいざという時も安心できます。しかし一人暮らしの場合だと、何かあった時に対応してくれる人を探しておかないといけません。

ペット禁止のマンションなどで内緒で飼うと、トラブルの元になります。オーナーに掛け合うか、引っ越すかしましょう。

ペット可能な場所でも吠えたり、フローロングを歩く爪の音で騒音だと迷惑がられることもあります。

散歩コースは犬が老犬になっても歩きやすい場所か、冬の雪道や夏の暑さで犬のストレスがたまらないかも考えてあげましょう。

犬は十数年と生きていきます。長期的にお世話できる環境かも、長く飼育する上で重要なポイントになっていきます。

飼い主の心構え

飼い主を見つめる愛犬

犬は十数年、生きてくれます。飼うと決めたらそれくらいの年月を共に過ごすことを考えていてください。

飼い主にとっては何十年と生きていくうちの十数年ですが、犬にとっては一生がかかっています。介護が大変だから、体が大きくなったから捨てたり譲渡してしまうのは、あまりに身勝手です。

犬は愛情を注いでくれた飼い主のことは、生涯忘れません。
誰かに譲ったとしても、元の飼い主を想って迎えに来てくれることをずっと待っているほど一途です。

高齢の方が寂しさを紛らわせるために犬を飼うこともありますが、何かあった時、世話を引き継いでくれる方が必要です。寂しいのは人間だけではないことを覚えておきましょう。

飼育できる環境

ケージ内の子犬

お出迎えの準備として、室内外のゲージやペットシーツなどの生活用品などをそろえておく必要があります。

小型犬用に小さくて安いゲージを用意しても、5,000円前後はかかります。
トイレ用のトレーも1,500円~5,000円ほどかかり、トイレ用のシーツも1,000円~個数やブランドで異なってきます。トイレ用のシーツは1日に何回交換するかでも費用が変わってくるでしょう。

ワクチンと注射器

迎え入れた犬の登録料と予防注射は、義務として受ける必要があります。混合ワクチンは任意ですが、予防接種は受けていた方がいいでしょう。

登録料は3,000円~、狂犬病予防接種は2,500円~5,000円(目安)ですが、自治団体や病院によって費用は変わってきます。

登録した際の鑑札を下げる首輪が1,500円~5,000円ほど、外出時に使うリードもピンキリで1,500円~5,000円ほど必要です。

ここまでで軽く見積もっても1万5千円~3万円ほどでしょう。あとは迎え入れた後に、月毎にかかるフード代、ペットシーツ代、トリミング代などが経済状況を圧迫しなければ余裕をもって飼えます。

大型犬は散歩必須!

お散歩中

犬にとっての散歩は、運動不足の解消、ほかの犬と戯れて社会性を学んだり、貴重なトイレの時間でもあります。

犬には大きくわけて小型犬・中型犬・大型犬とあり、体の大きさによって散歩する回数と時間が違います。

  • 小型犬は犬種によっては散歩しなくても問題ありません。気分転換を兼ねるなら1日1回、15分程度の散歩で十分です。
  • 中型犬は1日1~2回、30分程度の散歩でいいでしょう。
  • 大型犬は1日2回~3回、60分~120分ほどの散歩が必要です。

人と犬の体力バランスがとれていれば散歩もランニングも楽しいものですが、犬種によってはアスリート並みに走るので、休憩を挟みながら散歩をしましょう。

特に大型犬は外出してある程度活動させてあげないと、ストレスをためやすくなります。肥満や病気の原因にもなるので気を付けてあげましょう。

犬の体調が悪い時

マスクをする犬

犬も体調不良になることがあります。犬は喋ることができないので、犬の異変(サイン)に気付くことができるかが重要です。ではどのようなサインを出しているのでしょうか。

いつものような元気がない、ぐったりしている、食欲がない(関心を示さない)、動きたがらない、じっとしているなど、いつもと違う様子の時は、病気を疑ってみます。

寒くなったり、暑くなったり、気温の変化でヒトが体調を崩してしまいがちなように、犬も気温の変化に敏感です。

ヒトと違って話せないので、血尿や血便、嘔吐物に妙なものは混ざっていないかといった変化をチェックしてあげましょう。

話せない犬にとっては飼い主が気づいてくれるかで、長生きできるかどうか変わってきます。

飼い主のライフスタイル

つまらなそうな犬

犬を飼うと、これまでのライフスタイルがガラッと変わります。

犬を飼うまでは生活にも余裕があると思っていた方も、慣れるまではスケジュールがカツカツになったり狂わされることもあるでしょう。

ひとりぼっちで犬を留守番させているのなら、仕事や飲み会などの誘惑を振り切って早く帰ってあげたいところです。

1日中家にいても、作業を優先させてしまいがちで、気づけばお散歩に行く時間をすぎて辺りが真っ暗…なんてこともあるかもしれません。

犬とヒトとの共同生活です。お互い都合がありますし、譲れない部分も出てきます。

自分のライフスタイルも大事ですが、犬のこともしっかり考えてあげつつ、共同生活できる基盤を作り上げていきましょう。

万一の時に誰かに頼めるか

脱出したい犬

犬が病気で看病が必要になったり、長らく自宅を留守にする場合、預ける場所が必要になります。

身内や友人は預かってくれるか、代わりに病院に連れて行ってくれるか、お願いできる相手がいるならとても心強いです。

犬は繊細な生き物なので、突然環境が変わると体調を崩してしまうことがあります。犬にとって飼い主は絶対的な存在です。

突然知らない場所に連れてこられ、飼い主から引き離されて知らない人がいる状況はとても不安になります。

知らない場所が怖いので、日頃から遊んだりお泊りしたりしている場所なら、犬も安心できるでしょう。

ペットホテルに預ける必要もこの先出てくるでしょう。犬同士の交流がないと、ストレスしか感じられない場所になります。普段から預け慣れ、交流慣れしておくのもいいでしょうね。

お掃除できる?

ペットフードと器

飼っているとだんだん麻痺してきて、自分ではわからなくなってくるのが犬のにおいです。
いつもしている掃除ではしたりないこともあるので、週に1回いつも以上に念入りに掃除をする必要があります。

気になる人は、1日1回トレイを丸洗いしてもいいでしょう。散歩の前に洗って干しておけば、帰宅する頃にはさっと乾拭きして除菌すればいいので簡単です。

散歩に行った時は必ず汚物処理用の袋を持ち歩きましょう。1つじゃ足りないこともあるので、予備も持ち歩くクセもつけましょう。

汚物を踏んでしまった時用に飲み水も余分に持ち歩くと便利です。散歩から帰ってきたら必ず手足を拭いてあげ、ブラッシングしてあげましょう。

足裏は汚れやすい部分ですが、濡れタオルや濡れティッシュを使うと、生乾きしてしまい悪臭のもとになります。ドライティッシュやタオルで十分です。

飼うなら介護まで考えて

子犬を抱く子ども

犬も歳をとります。老化が進むと、いずれ介護は必要になるでしょう。介護が必要になるのは、老化だけではありません。

病気や事故にあってしまい、幼年期から介護が必要になることもあります。 犬はヒトよりも老化が早い動物です。十数年でその時は訪れます。

目も見えづらくなるので、ぶつからないように部屋のレイアウトを変更することもあるでしょう。後ろ足から弱っていき、踏ん張ることができずにトイレの失敗も増えます。

今まで通りに過ごしたいのに体がついていかないことも増えていきます。ヒトのように、認知症にかかって夜鳴きや遠吠えをすることもあります。

その状態になっても、最後まで一緒にいたいのは飼い主さんです。最期まで、責任をもって見届けてあげましょう。

犬1頭に必要な費用

電卓を示す

犬を飼うには費用がかかりますが、1匹につきどれくらいの費用がかかるのかご存知でしょうか。

小型犬・中型犬・大型犬など、体格によって費用が変わりますし、寿命によっても変わってきます。

だいたい10年以上生きることができるので、いずれ介護することを考えると費用がかからなくなることはありません。

家族同様の存在になるので、大事に育てていこうと思う気持ちは心構えとしては必要です。
けれどなるべく費用は抑えたいところ…。

初期費用から、月々の飼育費、病気にかかった時の治療代、ケア代など、たくさんのお金が必要です。

飼う前に一通り計算をして、収入と比較し、飼えるかどうかよく検討してみてください。

初期費用

電卓とお金

犬を飼う際の初期費用は、犬を買うなら平均して20万円以内、買わないなら5万円程度です。

ペットショップなどで購入すると、数万円~数十万単位の費用がかかります。里親募集や人から譲り受けたり、保健所から引き取れば基本的には無料です。

そのほか必要なものは以下の通りです。

必須
・畜犬登録:約3,000円(一生に1度)
・狂犬病予防接種:2,500円~5,000円(年1回)
任意
・混合ワクチン(年1回だが初回は数回に分ける)
・フィラリア予防(月1回)
・ノミ予防・駆除(月1回)
・ダニ予防・駆除(月1回)
・寄生虫駆除(必要な時に)
手術
・オス
去勢手術:子供を望まないなら必須。マーキング、徘徊、喧嘩、発情期のトラブルを防ぐ。ストレス軽減にもなる。

・メス
避妊手術:子供を望まないなら必須。徘徊、家出、発情期のトラブルを防ぐ。ストレス軽減にもなる。
家のある犬とない犬
室外犬用
・外用のケージ
・食器(フード用と水用)
・散歩・お出かけ用のリード
・庭用のリード
・首輪
室内犬用
・室内犬用のケージ
・犬用のベッド
・食器(フード用と水用)
・トイレ用のトレー
・散歩・お出かけ用のリード
・首輪

初期費用はどの犬種もある程度費用はかかると、みてください。

年間の維持費

カップに入った子犬

犬の維持費は、大まかにわけて毎日の食事代・雑費・お手入れ代・医療費がかかります。

食事代は小型犬で月に1,500~2,500円ほど、大型犬で9,000~12,000円ほどかかります。
安いフードは、防腐剤や体に良くない添加物を含んでいるものもあります。

肥満や病気を起こしてしまうこともあるので、元気でいてほしいなら、健康を考えたフードにしましょう。

トリミングを頼むと、小型犬で約5,000円、大型犬になると8,000円~1万円くらいします。
ペットホテルに預けることになると、小型犬で1泊3,000円~、大型犬では5,000円~ほど。ホテル専門、動物病院が兼任しているところもあるので、価格はピンキリです…。

少女と大型犬

犬を飼うのに必須な狂犬病予防接種は、年に1度で2,500円~5,000円、こちらも病院や自治体によってピンキリ。

任意ですが、年に1回の混合ワクチン、5,000円~9,000円ほどです。
月に1回のフィラリア・ノミ・ダニ予防、駆除や、寄生虫駆除などは病院でも予防、駆除薬を処方してくれますが、こちらは通販で購入することもできます。

以上を踏まえて1年間に小型犬で9万円ほど、大型犬で22万円ほどかかります。

※フィラリア・ノミ・ダニ防、駆除や、寄生虫駆除は計算には入れていません。

犬の保険

クローバーとミニチュアの病院

ペットには国民健康保険のように加入必須の保険がありません。なんらかの病気にかかった時、動物病院では全てが自己負担です。

数年前までは、ペット保険という言葉すらありませんでしたが、今は保険会社も選び放題です。
たいていの保険会社が、ワクチンで予防できる病気、避妊・去勢手術など、最低限必要な事に対しては対象になりません。

ですが、ペット保険はなるべく加入することをおすすめします。
犬の寿命が伸びていることは嬉しいことなのですが、それは治療できる範囲が広がり、その分医療費も高額になっているのです。

人も同じですが、高度な医療技術にはそれなりにお金もかかります。人の場合は健康保険や、高額医療の申請が適用されますが、ペットの場合は飼い主の自己負担です

ペット保険に加入することで、費用と犬の命を天秤にかけることなく治療を受けられることでしょう。

犬との出会い方

こちらを見つめる子犬

犬との出会いは主に3通り。
ペットショップやブリーダー経由で購入する。
知り合いから成犬や子犬を譲り受ける。
里親募集や保健所から引き取る。
などなど、飼い始めはいろいろな事情があると思います。

ずっと犬を飼いたくて探していた方もいるでしょう。飼うまでの経緯はそれぞれですが、飼ってからは同じです。

最期まで責任を持って見届けること。

飼い主の命令をききたくない…、やっぱりあの人の方がよかった、なんて悲しい思いを犬にさせないようにしてくださいね。

犬の一生は飼い主と共にあります。最後の時まで傍にいたいと思える子に出会ってください。

ペットショップ

こちらをみつめる犬

ペットショップで犬を飼うことを考える方は多いのではないでしょうか。
ペットショップは数が多く、近所のデパートにもペットショップが入っていることもありますよね。家族連れでペットを見に来ている方も、チラホラ見かけます。

気軽に立ち寄れ、触れ合って選ぶことができ、必要なものも一緒にまとめて購入することができる手軽さもあります。

幼い頃から人に見られて人間慣れしている子犬も多いので、飼いやすいです。店員さんが犬の性格などを把握しているので、どんなタイプか判断しやすいという点もあります。

チワワ2匹

飼育環境のいいペットショップで育てられた健康状態のいい子犬の見分け方は、

  • 鼻が乾いていない
  • 目やにがついていない
  • 下痢などでお尻が汚れていない
  • 糞が乾くまで放置されていないなどです。

ペットショップで選ぶ際にはこれらの項目をチェックするといいですよ。

ブリーダー

撮影慣れしている犬

ブリーダーから購入する場合、犬舎見学をしてから譲ってもらえるのでじっくり選ぶことができます。見学の際、気になることはなんでも質問してみましょう。

こちらがいいブリーダーか探るのと同じように、向こうも買い手をみています。
飼育環境、経済面、飼い主との相性などを、プロの目で見て最後まで飼育してくれるかを判断します。

逆に、いい加減な対応をしてくるようなら信用しない方がいいでしょうね。
ただしブリーダーも暇ではありません。24時間365日、犬の世話をしています。いい加減なブリーダーと、忙しくて対応ができないブリーダーを頑張って見分けてください。

抱っこされるチワワ
犬種の種類
種類が少ないのはその犬種一筋とも言えます。ある程度揃っている場合は流行も考えているでしょう。
なんでも揃っていますというブリーダーには注意してくださいね。
犬舎の見学
見学は当たり前です。見学不可のブリーダーのことは忘れて、他のブリーダーを探しましょう。
引き取りはなるべく生後60日以降~90日までを目安にしてください。 あまり早くに母犬から引き離すのは、免疫力も悪くなるのであまりいいことはありません。

里親募集

身を乗り出す柴

なるべく費用を抑えたいなら、社会福祉法人、ボランティア団体、保健所収容中の里親募集などの方法があります。

里親制度では無料で譲り受けることができますが、ワクチン接種や去勢・避妊費用などは自己負担です。

子犬~成犬まで、所有権放棄や人間に捨てられた犬たちがたくさんいます。しつけができていなかったり、人間に不信感を抱いてしまった犬たちもいます。

愛情を持って接してあげることで、しつけをし直していい子になったり、信頼してくれるようにもなります。

ショールに身を包む犬

捨てられたり、虐待された子もいるかもしれません。二度とそんな目にあってほしくないので、飼い主になる方は譲渡する際に、いろいろ質問されます。

愛情をもって育てられるか、経済状況やお仕事は何をしているのか、家族構成や住まい環境などいろいろ、です。

不躾なことを聞くなぁと思うかもしれませんが、それだけいい加減な飼い主が多かったということでもあります。だからこそ、責任を持って育てることができる方が里親として向いています。

捨てられてしまった犬たちの心の傷も癒やして愛情たっぷり育ててくれるのなら、この方法で出会うというのもいいかもしれませんね。

里親は施設もたくさんあるので、いろいろ調べてみて、施設も巡ってから選んでみてください。

知人から譲り受ける

子供たちと過ごす犬

知人から譲り受ける場合、わからないことをすぐに聞けます。
犬種によって育て方や費用も変わってくるので、すぐに聞ける人が身近にいるならば何かあった時も安心できますね。

長く出歩かなければいけない時に預けやすいというメリットもあります。知人からの譲渡の場合、相手も犬を飼っているならいざという時に預かってもらえるかもしれません。

譲ってくれた方であれば扱いには慣れているでしょうし、預けやすいですよね。ペット同士のトラブルは、飼い主にもとばっちりが来ることがあります。

一緒に遊ばせている時に何かトラブルがあると、互いの交友関係にもひびが入るかもしれません。譲りうけるのなら、ある程度交友のある方や仲のいい方にしておきましょう。

出会い方は人それぞれ

バラを銜える犬

手軽に買うならペットショップがいいのでしょう。たいていの場合は、そこで飼う方も多いのでしょうね。

血統種付きの犬を飼うならブリーダーがおすすめです。健康管理もしっかりしています。

初期費用を抑えたい方は里親募集で譲渡してもらうのもいいでしょう。タイミングと相性が合えばベストパートナーになるかもしれません。

犬との出会い方に差はあれど、共通する守りごとはひとつだけ。愛情をもって最期まで傍にいてください。

犬は、感情をむき出しにしたり抑えたりしながらも、人間と寄り添い生きてくれる動物です。
飼い主が愛情と節度を守って接してあげれば、裏切ることはありません。ただひたむきに、あなたのことを喜ばせたくて傍にいます。

子犬から飼育する場合

犬と家族

社会性を築けるのは子犬時代です。生まれてすぐの頃は、母犬のもとで築き上げていた社会から引き離され、新しい飼い主のもとへ来ています。

今までと異なる環境にいくことは人間でも不安を感じてしまいますよね。

犬の場合、自分の意志と関係なしに母犬から引き離されているので、子犬も不安でしょう。その不安を和らげて、新しい居場所を築いてあげることが飼い主の最初の仕事です。

子犬時代のしつけ、ほかの犬やヒトとの関わりを繋ぐことが犬と飼い主の分岐点です。子犬時代に社会性を学ばずに育ってしまうと、ワガママで飼い主のいいつけを守れない犬になってしまいます。

ここで失敗してしまわないよう、迎え入れる前にしっかり準備しましょう。

飼い主次第で今後が決まる

外でも大人しい匹

子犬からペットを育てる場合、飼い主次第でペットの今後が決まってしまいます。
まだしつけも何もされていない子犬は、飼い主がしっかりしつけをしなければいけません。

  • トイレを指定した場所でするよう覚えさせる。
  • ご飯の時間や食べるタイミングを教えさせる。
  • お散歩でしていいこと、だめなことを覚えさせる。

たくさん覚えることがあります。言葉がわからない小さな子どもに教えるように、子犬も育てていきます。

子犬だからこれくらいは許してあげよう…なんて時間はほんのひと時です。犬の成長は早く、生後半年で人間の6歳~9歳くらいの成長過程に達していると考えてください。

それくらいになれば分別はつきますし、個性もだいぶ育っています。

ひきずられる犬

しつけの行き届いた個性豊かな子になるか、ワガママで自分勝手な子になるかは飼い主次第。

家の中だけで問題行動するなら困るのは飼い主だけです。ペットホテルや動物病院に預ける時に何か問題を起こした場合、最悪出入り禁止になることもあります。

散歩させているときに逃げ出して事故にあったり、人や動物を噛んで保健所を呼ばれることもあります。かわいそうなのは飼い主ではなく、犬の方です。

可愛がるだけが愛情ではありません。生涯ともにいられる関係を築くために、しつけもきちんとしましょう。

子犬を飼うメリット・デメリット

アップの子犬
メリット
  • 最初から自分の手で育てられるので、我が子のように可愛がりながら成長を見届けられます。
  • 子犬時代から成犬、そして老犬になり介護が必要になるまで、家族として過ごせます。
  • 犬と一緒に十数年以上の時間を過ごすので、幸せな時間も、悲しい時間もずっと一緒です。
  • 子どものいない家庭では我が子同然に、子どものいる家庭では、親・兄弟のような信頼を結べます。
  • 特に、小さな子供のいる家庭では情操教育に良いとされています。
  • 優しくたくましく、一途で些細なことにも気づかいができる子に育ってくれるでしょう。
夕暮れの子犬
デメリット
  • 最初からしつけを行わなければいけないので、飼い主の責任は重大です。
  • トイレが覚えられない頃はいたるところでトイレをしてしまい、掃除が大変になることも。
  • 平日も休日もありません。24時間365日といる生活をこれからずっと続けていきます。
  • 夜泣きやおねしょ、床や壁を傷つけたり、衣類や小物をダメにされることもあります。
  • 大人しい子もなかにはいますが、たいていの子犬はやんちゃで甘えん坊です。
  • どれだけ無茶苦茶なことをされても、子犬の寝顔や甘えてきた時の可愛さは何物にも代えがたい至福の時。
  • 結局、大変な思いをしてもどれだけ子犬を愛せるか、なのでしょうね。

成犬から飼育する場合

飼い主をみつめる成犬

犬を飼うことになったら、たいていの場合は子犬から飼い始めるでしょう。成犬を飼う理由は様々ですが、あり得るケースは以下のようなところでしょうか。

  • 知人から譲り受ける
  • ペットショップで購入
  • 里親になる
  • 盲導犬などのパピーウォーカーとして里帰り
湖畔で寛ぐ飼い主と成犬

犬の体力は、10歳前後をさかいに落ちていきます。もちろん、十数年生きても元気な子はたくさんいます。

小型・中型犬にとっての10歳は初老ですが、大型犬は高齢者になります。

10歳以降の成犬を引き取る時は、そう遠くないうちに介護が必要になるでしょう。しつけがきちんとされている若い成犬を飼うのなら、新しい家でも楽に過ごせるでしょう。

しつけがされていないのなら、飼い主も犬も苦労しそうです。室外飼育だった子が室内飼育に変わると、慣れない環境でストレスも感じることがあります。

育てるのが難しい成犬もいますが、愛情を持って育てられるなら心配はいりません。

飼い主と犬の性格次第で相性も決まる

ヒナに興味津々な穏やかな成犬

成犬は、飼い主色に染まれる犬もいれば、個性が育ちきっている子もいます。

のんびり、おだやかな性格の子は、せっかちな飼い主とは相性が悪いですし、逆もまたしかりです。短気で嫉妬深い、怒りっぽい子は、穏やかで気の弱い飼い主さんには荷が重いでしょう。

成犬を飼う場合はお試しで何日か過ごしてから、飼うか決めてみることをオススメします。これまで成犬として生きてきたなかで、育んできた犬生というものもあります。

しつけはしっかりするべきですが、それとは別に、性格的なものはある程度は受け入れてあげましょう。

成犬になるとある程度知能と学習能力は備わっています。飼い主の威厳と犬の学習能力を利用すれば、しつけは子犬よりは楽でしょう。

飼い主に駆け寄る犬

犬は賢い生き物なので、愛情を持って接してくれる人間のことは時間がかかったとしてもきちんと理解してくれます。

たとえ十数年会えなかったとしても、愛情をもって育ててくれた経験があれば、いつまでも覚えていてくれるのです。

里親や野良犬、引き取った場合は、育ってきた環境しだいでは懐きにくくなります。愛情をもって接して、根気よくしつけを覚えさせたり、危害を加えないことを教えてあげてください。

成犬を飼うメリット・デメリット

夕暮れに散歩する女性と成犬

どういう環境で育ってきた成犬を引き取るかで、メリット・デメリットが変わります。盲導犬や警察犬の余生を一緒に過ごすというのであれば、しつけは楽です。

厳しい訓練を受けてきた子たちなので、新しい環境の過ごし方や設備の使い方を教えるだけでいいでしょう。

しつけは楽で性格は穏やか、ヒトに危害を加えることもありません。楽は楽ですが、余生を過ごす場所なので、介護やお別れは早く訪れます。

飼い主にお腹を見せて甘える犬

保健所やボランティア団体から里親として譲り受けた場合。

野良や虐待、飼育放棄など、ヒトを怖がったり嫌っている成犬も少なくありません。ツンツンした態度が少しずつ解されていってデレがあらわれたときの瞬間は飼い主だけの至福の時です。

懐くまで相当時間がかかることもありますし、しつけもなかなかわからないこともあるでしょう。この子たちが飼い主を信頼できる唯一のヒトだと認識してくれたとき、今までの苦労は報われるはずです。

つらい体験をしてきた子も多いので、出会ったときにはすでに寿命が短いということもあります。

知人から譲り受ける場合は、特に大きな心配はいらないでしょう。ある程度しつけもされているはずなので、よほど独特のしつけをしていない限りはうまく適応できるはずです。

動物病院を探す

パソコンで調べものをする犬

犬を飼う上でチェックしておきたいのは近隣の動物病院です。
動物は言葉を話しませんが、いつもと違う鳴き方、行動でも異変に気付くことはできます。

その異変が「アレ?」という違和感くらいならまだ理性的に行動できます。
血尿や血便が出たり、嘔吐が止まらなかったり、苦しそうにずっとうずくまって動かない…。

そんなとき、初めてのことに冷静に対処できる飼い主さんはなかなかいません。

いざというときに冷静に行動できるように、何かあったら行く病院の候補を見つけましょう。休診中や緊急手術で診てもらえない場合も、最低でも候補は3~5つくらいあると、余裕が持てますよ。

動物病院の選びかた

獣医に抱かれる犬

鳥類、魚類、爬虫類などの専門分野に特化しているけど、一応診れるから受け入れるという動物病院もあります。

時間外受付、専門分野が多い、往診してくれる、スタッフが多い病院は基本的な診察料が高めです。

選ぶポイントは3つ。

  • 獣医師、獣看護師の知識・技術力が高い、あいまいな受け答えをしない
  • 診察室・院内は清潔にしている
  • 犬の様子をしっかり観察する役と、飼い主の話を聞いている役がいる

飼い主の経済力を考えて治療プランを出してくれるかも、親切ですよね。
処置が難しい病気の場合、親切な動物病院なら設備が整った動物病院を紹介してくれることもあります。ほかの動物病院を紹介してくれる獣医師は、誠実と言えるのではないでしょうか。

本で調べものをする犬

外観から動物病院を判断するなら、以下の3つを目安にしてみてください。

動物病院の外観や周囲の歩道がきれいに清掃されている。
理由:雑草や枯れ木が放置されているような場所は、他の犬がノミ・ダニを落っことした可能性もあります。病院周りは清潔にしているのは当たり前ですよね…。
中のスタッフがずっと談笑したり、外にいる人に気づかない
理由:忙しい動物病院は予約が取れなかったり、平日でも待合室はそこそこ埋まっています。スタッフは来院者がいなくても暇ではないので本来ならせわしなく動いているはずです。
自動ドア(プッシュ式は微妙なところ)
理由:人間には便利な機能ですが、人間の静止を聞かないペットが来院することもあります。勝手に外に出て事故にでもあったら…と考えるだけでぞっとします。

定期購入品は自分でも用意できる

買い物中の飼い主

犬を飼う上で気をつけたいのが寄生虫です。
寄生虫にもいろいろ種類はありますが、特に気をつけたいのはノミ・ダニ・フィラリアです。

ノミ・ダニは草が生い茂る室外だけでなく、室内にも入り込んで感染するので、注意が必要です。

しかも寄生虫は繁殖力が高いので、1匹見つけたら大量に隠れていると思ってください。カーペットやフローリングの隙間、寝具、ソファ、フロアマットなどに隠れています。

普段から掃除をこまめにして清潔にしていても犬の体に居ついているものを駆除しなければ、予防もできません。

マダニ

寄生虫は犬だけでなく、猫や人間にも寄生します。
最悪死に至る病気やアレルギーも起こしてしまう迷惑な寄生虫です。予防するには駆虫薬という薬を毎月使う必要があります。

予防薬は病院で購入するとなかなか痛い出費です。地域によってはほぼ年中必要になってくるところもあるので、なるべく費用を抑えた購入をオススメします。

個人輸入代行サイトという通販では、スマホやパソコンで安く購入できるので出費も抑えられます。

避妊と去勢の必要性

犬のカップル

犬種にかかわらず平均的な数値を出すのであれば、1回の妊娠で生まれてくる子犬は4匹~10匹ほどです。

犬の発情期は年2回あり、2度とも妊娠できます。単純計算なら、メスの犬は1年で8匹~20匹の子だくさんになれるのです。

うちの子がそんなにたくさん生んでしまったら…?
出産はうれしい事ですが、維持費とお世話は2倍どころのはなしではありません。

授乳中の子だくさんな犬

メスの犬は生後6ヵ月から発情期が始まります。
生まれてきた子犬たちの中にメスがいたら、半年後には妊娠可能です。人にあげたり、里親にだしたりしても、妊娠可能なサイクルが早すぎて世話が追いつきません。

だからこそ、避妊手術を推奨します。

避妊手術はカワイソウという声もありますが、それはあまりに無責任です。避妊手術をすることでメスの犬は望まない妊娠を避けられ、発情期独特のストレスからも解放されます。

家出をしたり、散歩中に知らないオスに襲われる危険も避けられます。

犬のケンカ

オスの去勢手術も、望まない妊娠をさせることを避けるために行います。あちこちにマーキングしたり、オス同士のケンカの可能性も減りおとなしくなります。

はやめに去勢手術を行えば、オス犬の足を上げたオシッコではなく、メスと同じように中腰で行うようになります。子犬の子育てプランがないのなら、避妊・去勢は早めに行いましょう。

トリミング

シャンプー中の犬

トリミングとは毛をカットし、キレイに整えることです。 費用を抑えるならカットのみで、帰ってから自宅で洗ってあげるといいでしょう。

でもせっかくならカット、シャンプー、ブローもしてもらい、キレイな状態で家に迎えたいものです。犬はヒトと違って汗をかきません。肌も敏感なので毎日お風呂やトリミングに入れるのは、犬にとっては迷惑なのです。

月に1回でも十分ですが、多くても月に2回にしておきましょう。トリミングは体を清潔に保つためにも重要な役割をもっています。

犬は全身が毛で覆われているので雑菌が繁殖しやすく、肛門周りや傷口周辺は雑菌が繁殖しやすく、ニオイのもとにもなります。

目の周りの毛も伸びてしまうと目に刺さってしまうので、カットしなければいけません。カットはプロに任せたほうがいいでしょう。

肉球周辺にも毛が生えるので、フローリングなどで転倒しないようにトリミングが必要です。散歩から帰った時や、寝る前、時間が空いた時にブラッシングしてあげましょう。

スキンシップにもなりますし、犬も飼い主も気持ちよくなるのでいいことづくめです。信頼関係も深まりますよ。

トリマーの選びかた3選

帽子をかぶった犬

動物病院を併設してあるトリミング室もあって、万が一のときでも安心して利用できます。

良いトリマーさんを選ぶポイントは3つ。

飼い主さんと愛犬の両方に対して、丁寧なカウンセリングをしてくれる
こちらの希望どおりにしてもらうためには、些細なニュアンスもくみ取ってくれるトリマーさんがいいでしょう。
どのようなカットが似合うかなどを提案してくれる方も選ぶポイントです。
飼い主のいいなりにならない
犬種が異なるカットだと、希望が通らない場合もあります。
飼い主さんがこう言ったから希望通りにした…というトリマーさんは、やめましょう。
無理なものは無理とハッキリ言ってくれる方が、後々トラブルを招きません。

健康状態にも気を使ってくれるトリマーさんがいると、病気にも気付きやすいです。ガラス張りのお店だとトリミング中の様子も見られて安心できるでしょう。

実際にトリミング中の様子を見てから判断してみるといいでしょう。

自分でトリミングしてみる

犬をシャンプー

犬種によっては、長さを整えるだけでデザインはほとんど変えない、というペットもいると思います。そういった場合は飼い主が自分でカットしてもいいかもしれません。

簡単なトリミングは自分でもできます。必要な道具は犬用バリカン、犬用のハサミ、犬用コーム、犬用ブラシです。バリカンはミリ単位でカットする用の道具です。

長さを簡単に揃えるだけならハサミでも問題ないでしょう。ブラシは大まかな毛の流れを整えつつ、抜け出た毛を絡めとります。コームはさらに細かく梳くことができますが、毛に絡みついたゴミやノミも取れるのでオススメです。

道具は定期的にお手入れする必要があります。お手入れが面倒だなぁという方は、トリミングはプロに任せる方がいいでしょうね。

犬を飼えるか再確認

犬をシャンプー

ここまでご覧いただいて、犬を飼うか決心はついたでしょうか。飼育できるスペースは確保できそうですか?
あまり狭すぎる部屋だと、犬もヒトも狭い空間に押し込められてストレスを感じます。

お世話できる時間は確保できそうですか?
自分の生活だけで精一杯、でも犬には癒されたいという方には飼育は向いていません。

今の生活に、経済的・時間の余裕がある方は飼えるかもしれませんね。日用品や食費、医療費も場合によってはかかりますし、トリミング代も定期的にかかります。

飼育できる環境には、以下の3つが必要不可欠です。

  • 経済的余裕(毎月の収入が安定かつ十分な貯金)
  • 犬に割ける時間
  • 犬と暮らせるスペース

飼い主に必要な条件

飼い主を見つめる黒ラブラドール

ここまでご覧いただいた方には、飼い主の覚悟や命の尊さを問いてきました。犬飼うの大変…、面倒そう…、と思った方もいると思います。

ここまでしつこく犬を飼う大変さを伝えてきたのには理由があります。飼育放棄や虐待で保健所で殺処分対象になる犬は、年間何万頭もいます。

飼い主に必要な条件はいくつかありますが、最低限持っていてほしい条件は難しくありません。犬を家族として迎え、愛し、最期の時まで見届けてあげられるかです。

子犬でカワイイ時を過ぎても、体に優しく触れることはできそうですか。介護が必要になって、たくましかった子が弱っていく姿を見守ってあげられるでしょうか。最初はむり、できないと思っていても、いざという時はできてしまうものです。

犬は人よりも身体能力に優れ、忍耐力も忠誠心も高い生き物です。けれど、あなたが飼育を放棄すれば生きていけません。

一度飼うと決めたなら、最後まで責任を持って育てましょう。家族として迎えいれた飼い主さん、精一杯お世話をして可愛がってあげてくださいね。

犬を飼う前に知っていてほしいこと

女性の膝にタッチする犬

「犬からご主人への11のお願い」を知っていますか?
「犬からご主人への11のお願い」は、作者がわからないまま世界中に伝わっている詩です。日本では「犬の十戒」として知られ、これをモチーフにした映画も制作されました。

元々が英文なので、日本語に翻訳する時に様々な解釈で紹介されています。犬のお願い事、約束事のような内容ですが、おおまかにみれば犬以外のペットにも当てはまるような内容です。

当サイトで犬を飼う際に必要なことをいろいろ伝えてきました。長々とみていただきましたが、全てこの10のお願いに凝縮されています。

犬の十戒

女性の手にタッチする犬

管理人なりの解釈と手を加えたものです。原文はこちら。

<1>私の寿命はだいたい10年~15年です。わずかな間でもあなたと離れることはとてもつらい。どうか、私と暮らす前にそのことを覚えていてほしい。

<2>あなたが私に望むこと、それを私が理解するまで待っていてほしい。

<3>私はあなたの味方です。あなたに信頼されることは、私のしあわせなのです。

<4>あなたには外の世界に楽しみがあって、友達もいるかもしれない。私にはあなたしかいません。どうか、私を意味もなく叱ったり閉じ込めたりしないでほしいのです。

<5>わたしに時々話しかけてください。あなたと同じ言葉は話せません。それでも、あなたの言葉は私に届いています。

<6>あなたがどんなふうに接してくれたか、わたしは決して忘れたりしません。

<7>わたしを苦しめたり傷つけたりする前に思い出してほしい。わたしには鋭い爪も牙もあります。それでもわたしはあなたを傷つけたりはしません。

<8>わたしを叱ったり怒ったりする前に観察して気づいてください。わたしはケガや弱ったりしていませんか。

<9>わたしが年老いても冷たくしないでください。あなたもいずれ年を取ります。その時に気づいてもわたしはもうあなたのそばにいません。

<10>わたしが苦しむ姿を見ていられないと目をそらさないでください。わたしの大好きなあなたがそばにいてくれるから、最期の時も安らかに逝けるのです。

お迎えの準備を始める

青い目の子犬

お迎えの準備をしましょう。
用意しておかなければいけない必要最低限なものは、以下の通りです。

室外犬用
・外用のケージ
・食器(フード用と水用)
・散歩・お出かけ用のリード
・庭用のリード
・首輪
室内犬用
・室内犬用のケージ
・犬用のベッド
・食器(フード用と水用)
・トイレ用のトレー
・散歩・お出かけ用のリード
・首輪

おもちゃや洋服などはあとからでも買い足せますが、最低限必要なものはペットをお出迎えする前に揃えておかなければいけません。あとはしつけの仕方やお散歩の仕方など最低限の知識も身に着けておくべきでしょう。

これらを飼い主がわかっていないとペットにしつけることはできません。本やインターネットの正しい情報から学んでおきましょう。これからは、犬種や飼育の仕方についてより詳しく解説していきたいと思います。

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